ありえへん！自転車が盗まれた。
ありえへん！
自転車が盗まれた。
この自転車は、今の奥さんと二人で共通の趣味としようと購入した自転車であった。奥さんはこの自転車Bruno Minivelo 20 Mixteがお気に入りで見ているだけでも幸せになるとまで言い、名前までつけていた。購入した当時は、お互いに独身だったが、結婚した今は5万円くらいするこの自転車を再び購入するのも正直キツイ。何より、3年以上乗ってきたこの自転車に愛着もある。その自転車が盗まれていた。
僕自身の自転車（DAHON Silvertip）はというと、1年半前に事故に合い自転車は大破した。今もその壊れた自転車を捨てることができないでベランダに置いてある。（事故相手から支払われた保険金で自転車ではなく、カメラを買ってしまった。。。）
そのため、この日僕は奥さんの自転車に乗って会社に行こうと思っていたが自転車が盗まれていたため、泣く泣くタクシーで会社に行くこととなった。ありえへん。
自転車が盗まれたことを奥さんに告げるため、会社に着く直前に電話をした。最近、PCも壊れた奥さんにとっては追い打ちをかけることとなり、大きな落胆が携帯越しでもよく伝わってきた。
最後に使ったのはいつだったか？記憶を辿る。
先週、自転車の前輪がパンクしていることに気が付き、9/13（土）の夕方、自宅近くの自転車屋に行き、古くなったチューブを交換してもらった。その後、TSUTAYAに行って、寄生獣（完全版）の6〜8巻といくらかのCDを借りた。
一度自宅に戻り、少しサイズの小さい革靴の革を伸ばすために、ミスターミニットに靴を預けに行った。この時は、自転車ではなく徒歩だ。
9/14（日）は、午前中に伊丹でサッカーをし、丸亀に湘南vs讃岐の試合を観に行った。帰宅したのは日付が9/15（月）になったころだった。
9/15（月）は、朝起きてから5キロほどランニングして12時頃の新幹線に乗って実家へと向かった。
9/16（火）は、一日東京で仕事をし、自宅に戻った後は、7キロほどランニングしただけで自転車には乗っていない。
盗難を発見したのは、9/17（水）8:30AM。
最後に自転車を確認した、9/13（土）夕方から9/17 （水）朝までの約86時間ほどの間に盗まれたことになる。
マンションには、監視カメラもあるし「必ず見つかる」と奥さんを勇気づけたものの、この86時間の監視カメラの映像は誰が見るのだ？管理人さんが全部見てくれるのか？そもそも他の住人と犯人とをどうやって見分けるのか？やっぱ俺が見なきゃいけないのか？いやいや、そんな時間ないぞ？ありえへん。
とりあえず警察に盗難の届け出を出そう。仕事もそこそこに切り上げ、夕方に警察署に行った。警察署に到着早々「自転車の盗難なら近くの交番に行ってくれ（本署では自転車盗難なんてやらねーんだよと言わんばかりに）」と門前払い。「いやいや」と食らいついてみるも、
（警察）
「防犯登録証がないとダメ。受付だけすることもできるけど、発見しても特定ができない。」
（僕）
「氏名、電話番号、住所から防犯登録の情報を確認してもらえば、車体番号とかもわかるんじゃないですか？実際に警察に停められるときは、無線でそれをチェックしているじゃないか。」
（警察）
「いや、だからダメなんだって。」
（僕）
「・・・・。（ありえへん）」
帰宅後、もちろん管理人はいないし、進展は何もなし。ポジティブに考えれば、防犯登録証を探さなくてはならない（もしくは購入した自転車屋にコピーをもらわなくてはならない）ということがわかったとこ。まぁいいか。
自宅に帰りながら、iPhoneに入っているアプリ「Moves」を起動した。普段、ほとんど起動することがないアプリだが、このアプリは自分の行動をすべて記録してくれる。
再び、自分の行動を振り返ると、14日（日）0:21〜0:28の間に自転車で移動しているログが残っていた。
ただ、ログを見る限り、TSUTAYAに行って自宅に戻ってきている。
何か引っかかる。TSUTAYAに返却した後、、、、。そうだセブンに行った。セブンまで行ってみると、そこには鍵もかけずに置いてあるBrunoが！
もう、自分が情けなすぎる。ありえへん。
